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大奥 ~誕生~有功・家光篇 第6話 [国内ドラマの感想]

「大奥 ~誕生~有功・家光篇」 第6話 
(TBS 2012/11/16放映)




堺雅人のファンなので、とりあえず見始めて早や6回目。
有功(ありこと)役、美しいし、上品だし。
家光役の多部未華子も上手だと思う。

でも、今ひとつしっくりこないお話です。

もともと設定にツッコミを入れては成り立たないお話なので、あまり気にしないで見ようと思っているのですが、どうしてもモヤモヤと「なんで?」とツッコミ入れたくなってしまいます。

たとえば、有功はもとは公家出身の僧侶なので、大奥に無理やり連れてくるにはものすごくハードルの高い存在でした。
けれども、家柄、教養、容姿、そういったものすべてがふさわしい、と春日局(麻生祐未)が白羽の矢を立てて、嫌がる本人を無理やりに大奥に連れてきたというわけです。
しかし、なかなかお世継ぎができないとなるや、春日局は次の側室として町人の捨蔵(窪田正孝)を連れてきます。
そこで、これはないんじゃないかな、と。

春日局は、将軍家にふさわしいお相手を探さなくてはいけないんじゃなかったの?
大体、身分制度の厳しい江戸時代に、いきなり町人に裃を着せて、武士の恰好をさせるなんてありえないし。
いくら美形だからって、駕籠の中からちょいと見かけた町人を、あらいいわね、みたいな感覚で連れてくるなんて?

フィクションならフィクションなりに、虚構世界の中での整合性を保ってほしい……。
捨蔵登場あたりから、ちょっとついていけないかな~、と思いました。

漫画だとそう違和感なく受け入れられても、ドラマだと実写なだけに気になってしまうこともありますね。

でも、ここまで見たから一応最後まで見ますが。

NHK大河ドラマ「篤姫」(宮崎あおい主演)で、堺雅人は徳川家定役をやっていて、今回と同じような白い寝巻を着た寝所のシーンでは感動的な場面がありましたが、やはりドラマの出来が違うと同じような場面でも違うんだな~、と思いました。

と、さんざん言っておいて、12月公開の映画「大奥」もやっぱり観に行っちゃったりしてね。

ところで、今回のお話で、元服した稲葉正則(幼名・鶴千代)を演じている子役の西山潤くん。
映画「20世紀少年」で少年期のケンヂをやっていた子ですよね。
大きくなったな~。
「20世紀少年」を観たときは、ケンヂ(唐沢寿明)に似てる~、と思ったものでした。

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