GLEE シーズン2 第18話 ボーン・ディス・ウェイ [glee シーズン2]
FOXドラマ「GLEE」シーズン2
第18話「ボーン・ディス・ウェイ」 原題 Born This Way
カートがマッキンリー高校に戻ってきましたね!
サンタナが、カートをマッキンリー高校に戻すためにいろいろ画策しましたが、動機が少々弱い、というか、なんとなく不自然な感じがしましたが、そこらへんはあえてツッこまず……。
ウォーブラーズのみんなとお別れはちょっとさみしいけど、またニューディレクションズでカートが見られますね!
戻ってきたよ!
今回のテーマは「ボーン・ディス・ウェイ」、生まれたままの自分の個性に誇りを持とう、というメッセージが込められています。
シュー先生は“ACCEPTANCE”(受容)とホワイトボードに書きました。
レイチェルが鼻を骨折したのを機に鼻を整形したい、と言い出します。
が、整形を思いとどまらせるために、カートが中心となって、フラッシュモブみたいな作戦でショッピングセンターの広場で“Barbra Streisand”の曲にのってみんなで踊ります。
エスカレーターで下りながら踊るシーンが印象的でした。
バーブラ・ストライザンドはレイチェルが「私の神様」とリスペクトしている歌手。
カートは、将来、レイチェルがバーブラのように有名になったとき、ファンが整形のことを知ったらがっかりするよ、と説得します。
踊るカートとパッカーマン「バーブラ・ストライザンド!」
一方、エマ先生はカールと別れてから強迫性障害(OCD)の症状がひどくなってしまった。
専門家に診察してもらい、薬の服用と行動療法を勧められるが、エマは、
「人が望む私になるために薬を飲みたくない。これが私のあるべき姿」
と言います。
しかし、医師はこう言いました。
「あなただけじゃない。私も娘を産んだ後、重い産後うつになったわ。(中略)世界から色が消えた感じ。その気持ちが少し晴れたのはいつか分かる? 助けが必要だと認めた時よ。私が助けになるわ」
そしてエマに薬を処方します。
エマは、自分が強迫性障害だと認めたくない、しかしそれを認めて、初めて回復への第1歩を踏み出せる、ということなのですね。
勇気のいることだけども、自分が病んでいると認めることも受容なのですね。
ボーン・ディス・ウェイ!
それにしても、クインの本当の名がルーシーで、実は、もとはかなりのぽっちゃりで、30キロ減量して鼻も整形していた、という過去には驚きでした。
それでも、隠していた過去を受け入れてくれたフィン。
ローレンは、ありのままで堂々としているので、クインから「立派だわ」と言われていましたね。
最後に、ニューディレクションズのメンバーが、自分の生まれ持っての欠点をプリントしたTシャツを着て「ボーン・ディス・ウェイ」を歌い、踊ります。
シュー先生は“BUTT CHIN”(ケツアゴ)、レイチェルは“NOSE”(鼻)などなど。
自分の個性として誇りを持って生きていこう、というメッセージなんですね。
歌もダンスも素晴らしかったです。
ブリトニーが、綴りを間違えてサンタナに“LEBANESE”(レバノン人)とプリントしたTシャツを渡したおバカエピソードも笑えました。
(2013/1/12放送 NHK Eテレ)
第18話の楽曲リスト
① I Feel Pretty/Unpretty(ミュージカル「ウエストサイド物語」/TLC)
唄:クイン&レイチェル
② I've Gotta Be Me (Sammy Davis,Jr).
唄:フィン
③ Somewhere Only We Know(Keane)
唄:ウォーブラーズ(ブレイン)
④ As If We Never Said Goodbyeミュージカル「サンセット大通り)」
唄:カート
⑤ Barbra Streisand(Duck Sauce)
ダンス:ニュー・ディレクションズ&通行人たち
⑥ Born This Way(Lady Gaga)
唄:ニュー・ディレクションズ(カート,ティナ,メルセデス)
はじめまして、こんにちは。私もこの回は、とても好きでした。
エマ先生がカウンセリングを受けているシーンは、特に考えさせられるものがありましたね。
自分を受容できて、初めて、他の人も受容できると思いました。
全てを受け入れることは、戸惑いもあって、最初はきついかもしれないけれど、
とても大切なことだと思います。
by TOMOMI (2013-03-19 22:28)
TOMOMIさま
はじめまして!
コメントありがとうございます。
ブログを始めて、初めていただいたコメントだというのに!
気づくのが遅くてすみません!
うっかりしていて、今日気づきました(汗;)
gleeは、基本はコメディですが、特にこの回は深いメッセージが込められていて、考えさせられますよね。
共感していただける方がいてうれしいです。
今後もよろしくお願いいたします。
by sumanako (2013-04-19 16:11)