「宇宙人ポール」 E.T.以来のハートフル宇宙人映画 [洋画の感想]
「宇宙人ポール」(原題 PAUL)
2011年 英・米映画
B級SFパロディ映画かな、と思って見始めましたが、これがなかなか侮れない作品、というか傑作でした!
「未知との遭遇」「スター・ウォーズ」「E.T.」などのスピルバーグ作品へのオマージュになっていて、SF映画好きな人は楽しめること間違いなしです。
英国からやってきたSFオタクの中年二人組、グレアム・ウィリー(サイモン・ペッグ)とクライヴ・ゴリングス(ニック・フロスト)が、オトメのようなはしゃぎっぷりで、コミコンに参加したり、エリア51、ブラックメールボックス、E.T.ハイウェイ、ニューメキシコ州ロズウェルなど、UFOの観光スポットをキャンピングカーで回る姿が微笑ましい。
UFOスポットで記念撮影するグレアムとクライヴ
コミコンにて、レイア姫がいっぱいいるフードコート
エリア51付近を走るキャンピングカー、背景に稲妻がピカピカしいてる場面がありますが、この風景すごくいい!
これから何かが起こりそうだ、という不思議なワクワク感があって、なぜだかずっと眺めていたいような映像でした。
エリア51のステキな景色
UFO専用の駐車場がある有名なモーテル&カフェ「リトル・エイリアンイン」の女主人役、ドラマ「グリー」でスー先生を演じていたジェーン・リンチなんですね!
スー先生よりも若くてかわいい感じだったので、一瞬よく似ている人?と思ったんだけど、さすが女優さん、化けますね~。
ジャージ姿以外のジェーン・リンチ、新鮮でした。
スー先生役ではありえない笑顔
それから宇宙人ポールが、あまりもったいぶらずに、サクッと出てくるのがいいですね。
ポールの表情がなんというかとても味わい深いんです。
味わい深い表情のポール
タラ・ウォルトンを演じたブライス・ダナー、68歳(公開当時)にしては若くて美しい……と思ったら、あのグウィネス・パルトローのお母さんなのですね。
やはりお母さんもキレイなんですねー。
宇宙船に乗り込んだタラには、これからどんな新しい人生が用意されているのでしょうか。
ちなみに、映画「エイリアン」のシガニー・ウィーバー、スティーヴン・スピルバーグ監督(声のみ、本人役)が特別出演しています。
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監督 グレッグ・モットーラ
脚本 サイモン・ペッグ
ニック・フロスト
◎キャスト
グレアム・ウィリー……サイモン・ペッグ(横島亘)
クライヴ・ゴリングス……ニック・フロスト(茶風林)
ポールの声……セス・ローゲン(遠藤純一)
ゾイル捜査官……ジェイソン・ベイトマン(茶花健太)
ルース・バグス……クリステン・ウィグ(日野由利加)
ハガード捜査官……ビル・ヘイダー(加藤拓二)
タラ・ウォルトン……ブライス・ダナー
オライリー捜査官……ジョー・ロー・トルグリオ
モーゼ・バグス……ジョン・キャロル・リンチ
パット・スティーヴンソン……ジェーン・リンチ
ガス……デヴィッド・ケックナー
ジェイク……ジェシー・プレモンス
ビッグ・ガイ……シガニー・ウィーバー(弥永和子)
アダム・シャドウチャイルド……ジェフリー・タンバー
◎カメオ出演
本人の声……スティーヴン・スピルバーグ
コーリー・ウォーカー
ロバート・カークマン
ライアン・オットレー
カッコ内は日本語吹き替えキャスト
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