小暮写眞館 第1回&第2回感想 心霊写真探偵&テツ [国内ドラマの感想]
第1話「幽霊が出る写眞館」
第2話「飛べないカモメ」
神木隆之介を見るの、実は映画「妖怪大戦争」以来で……。
大きくなりましたね~。当時は小学生だったのかな?
「妖怪大戦争」では、神木隆之介が主演の稲生タダシ(麒麟送子)、タダシの姉役・稲生タタルに成海璃子、根岸季衣(としえ)が砂かけ婆の役、そしてこのドラマ原作者、宮部みゆきも「宮部先生」役で出演していて、ちょっとこのドラマの配役とかぶっているので連想してしまいました。
根岸季衣の砂かけ婆、今でもすごく印象に残ってます!
「妖怪大戦争」2005年(中央の神木隆之介の左、砂かけ婆と思われます)
第一話での心霊写真、こわかった……。
心霊写真とか苦手なほうで。
何度も映るのでそのたびにドキドキしちゃいました。
第一話は90分の拡大放送だったので、映画1本分の見応えがありました。
全体的にゆったり感、というか静かな進行で、個人的にはこういうこ感じ好きです。
ただ、主人公のハナちゃん(神木隆之介)が礼儀正しい青年で好感もてるけど、高校生にしては老成しすぎているような気も。
作者の宮部みゆき自身が若干投影されているキャラクターなのかもしれませんね。
第二話の写真は変なカモメが写っていて、ちょっと笑えたです。
「カモメの名前」というドラマ内の映画、ドーンとチープな感じの自主製作映画(どうして18禁?)でしたが、なかなか深いテーマが含まれているのでした。
サイドに三雲高校鉄道愛好会(クモ鉄)の二人組がちょくちょく出てきます。
身内にテツがいるので、この二人に親しみを感じてしまいますね……。
このドラマはヒューマンミステリーとうたわれていますが、鉄道がもうひとつのテーマなのかな、とも思います。
時々出てくる電車シーンが気になったので、調べてみました。
第1話に出てきた電車は茨城県の関東鉄道のようです。
キハ2300形という型式でしょうか。
(参照:関東鉄道http://www.kantetsu.co.jp/train/syaryo/syaryo_index.html)
第1話の電車のシーン
第2話にでてきた電車シーンのこの道!
見おぼえあります。
東急田園都市線の鷺沼-たまプラーザの間で、線路の向こう側がおそらく鷺沼小学校のあるエリアだと思われます。
昔、鷺沼に住んでいたので。
たしか、この道、人通りも車も少ないので、幼児だった息子に電車を見せつつ、ぶらぶらとたまプラーザ方面に歩いて買い物に行ったことがあったのを思い出しました。
知っている所が映ったりするとわけもなくうれしかったりしますね。
第2話東急線沿線のシーン
クモ鉄の二人が作成した、電車が正面から見られるスポットリストに千葉県の小湊鉄道が載っていましたね。
小湊鉄道付近へは、毎年夏に遊びに行きますが(祖父母の出身地なので)、車で行くので乗ったことないんですよね。
で、有名な菜の花の季節にも行ったことない……。
一度春にも訪れてみたいものです。
ちなみに原作本の表紙は小湊鉄道飯給(いたぶ)駅だそうです。
鉄道というのは、その土地に対する記憶や想いを呼び起こしてくれるものなのですね。
って、ドラマの本筋の感想からだいぶ脱線してしまいましたが。
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NHKBSプレミアムドラマ 小暮写眞館
2013年3月31日~で毎週日曜日午後10時~10時49分。全4回。
(※初回のみ午後9時~10時29分の拡大放送)
【再放送】
第1回 4月7日(日) 16:00~17:30
第2回 4月14日(日) 16:30~17:20
第3回 4月21日(日) 16:30~17:20
【原作】宮部みゆき「小暮写眞館」
【スタッフ】
プロデュース…藤村恵子
演出……………熊坂 出、守屋健太郎
脚本……………国井 桂
【キャスト】
花菱英一……神木隆之介
花菱京子……松下由樹
花菱秀夫……石黒賢
花菱光………加部亜門
垣本順子……成海璃子
店子 力……堀井新太
高田文司……市川知宏
田中博史……加藤諒
須藤…………笹野高史
小暮泰治郎…品川徹
【第1話ゲスト】
田中美里
りりィ
梅沢昌代
根岸季衣
梶原 善
山中 崇
【第2話ゲスト】
萬田久子
有森也実
梶原 善
塚本晋也
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