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BBC制作テレビ映画「ホーキング」の感想 [B.カンバーバッチのこと]





メガネの理系男子って感じもいいね!!

ベネディクト・カンバーバッチ主演「ホーキング」(2004年・原題:Hawking)、ディスカバリーチャンネルで放送されたのを観ました。

スティーブン・ホーキング博士の半生を描いた、BBC制作のTV映画です。

つい最近観た映画「スタートレック・イントゥ・ダークネス」は娯楽大作として面白かったけど、こちらの「ホーキング」は実話に基づいていることもあって、感動的でした。作品としてはこちらの方が好きかも。
宇宙の話も興味深いです。

ホーキング(ベネディクト・カンバーバッチ)が21歳で発症した筋萎縮性側索硬化症という病が、徐々に進行してくる様子の演技、すばらしかったです。
ビッグバンの着想を得るシーンも感動的。
メガネ姿のお坊ちゃま風のいでたちも、先にシャーロックを見てしまっているだけに新鮮でしたね~。

あと、時折見せる笑顔がいいですね。
笑った時の口元の形が特徴的だなぁ、といつも思います。
ベネディクト-ホーキング3.jpg

ホーキングの物語の流れと並行して、1978年にノーベル物理化学賞を受賞したアーノ・ペンジアスとロバート・ウィルソンの記者会見の模様が随所にはさまれてました。

最初はなんの話なんだろー、と思いましたが、最後に「150億年前のビッグバンの熱の残り」を発見したというくだり、感動しました。
あと、ペンジアスが子供時代にナチスに追われてアメリカに渡ってきたというエピソードも印象深かったです。
マイケル・ブランドン演じるペンジアスと、実際のペンジアスの雰囲気がよく似ているのにもびっくり。
ノーベル賞受賞者にふさわしい、品格ある演技でした。

アーノ・ペンジアス(マイケル・ブランドン)
マイケル・ブランドン.jpg

実際のアーノ・ペンジアス
アーノ・ペンジアス Penzias.jpg

ブラックホールの特異点定理を唱えていたロジャー・ペンローズは、トム・ウォードが演じていて、目から鼻へ抜けるような才気を感じさせる風貌が、いかにも天才物理学者ぽくてよかったです。

ペンローズ(トム・ウォード)広い額がとっても知的な感じ!
トム・ウォード.jpg

あと、ホーキングの病気が医者から匙を投げられた時、両親が「医者の言うことは間違っている」と言って、あらゆる手段で断固病気と闘うという決意を見せてましたが、特に母親のイザベルが涙も見せず、終始強い姿勢を貫いているところに感銘を受けました。

余命2年と言われながら、実際のホーキングは、なぜか途中で病気の進行が急に弱まり、発症から50年以上たった今(2013年)でも健在だそうで。奇跡的なことです。

良い作品なので、地上波などでも放映されたらいいのになぁ、と思います。

ちなみに録画したものの保存用に、簡単なものですがDVDラベル作成してみました♪

ホーキングDVDラベル-hawking.jpg
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