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ついにシーズン3! 4月5月はBSシャーロック祭りだ! やっは~!! [B.カンバーバッチのこと]





ついに、ついにBBC「シャーロック」シーズン3が放送になるのですね!!
シーズン2から約2年。
ほんに待ちわびておりました~。
その間、「スタートレック・イントゥ・ダークネス」「裏切りのサーカス」「ホーキング」「僕が星になるまえに」「パレーズ・エンド」「ミスティック・アイズ」「ホビット・竜に奪われた王国」などなど、数々の出演作品を観てさみしさを紛らわせてきましたが。


シーズン3(全3回)放送はNHK BSプレミアム。
日時は2014年5月24日(土)、31日(土)、6月7日(土)午後9時00分~だそうです。

それに先駆けて4月6日からシリーズ1とシリーズ2の再放送があるそうで。
こちらもNHK BSプレミアム。
日時は、
シーズン1(全3回)→4月6日(日)、13日(日)、20日(日)午前0時30分~(※土曜深夜)
シーズン2(全3回)→4月27日(日)、5月4日(日)、11日(日)午前0時30分~(※土曜深夜)

さらに、シーズン3放送前に特別番組もあるので、こちらも見逃せませんね!!
番組タイトルは「徹底解明!SHERLOCKの秘密 (仮)」。
BSプレミアムにて5月18日(日)午前0時30分~ (※17日(土)深夜0時30分~)
キャストインタビューも満載だそうです!

シャーロックがものすごい早口で推理を披露する時、なんてしゃべっているのか気になって、英語字幕が見たくなり、インポート版のシーズン2のDVDを買ったら、DVDに12歳以上から推奨、というマークがついていました。日本よりも規制が厳しいのかもね。

なんで日本版のDVDには英語字幕がついてないのかな。
インポート版よりもすごく高いのに。英語字幕で観たい人たくさんいると思うけど……。

まあ、なんにせよ5月のシーズン3放送が待ち遠しいです!!
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「ミスティック・アイズ」感想 [B.カンバーバッチのこと]





渋谷ヒューマントラストで「ミスティック・アイズ」を観ました。

ポスターに「静かに、彼の狂気は満ちていく」と書いてあったので、こわーいサスペンスなのかと思いきや、意外に穏やかな展開でした。

主人公はベネディクト・カンバーバッチが演じるデイヴィッドではなくて、妻のドーン(クレア・フォイ)でした。

ささやかながらも幸せな家庭生活を始めようとしているデイヴィッドとドーンの前に、デイヴィッドの弟であるニックが戦場から戻る。
心に傷を負ったニックが二人の前に現れたところから不穏な空気が漂いはじめる……。
イギリスの田舎の美しい風景の中で、淡々とストーリーが進んでいきます。

すごくハラハラドキドキなドラマチックな展開を期待していたら、あれ? と思うかもしれませんね。
イギリス映画ってわりとこういう感じなんでしょうか。
「僕が星になるまえに」もこんな雰囲気だったし。

でも、そうした何気ない日常の積み重ねのような描写が、だんだん観ているうちに心地よくなってきて、ずっと浸っていたい……、なんて思えてきました。

Wreckers.jpg

そして、デイヴィッド、ニック兄弟の子ども時代の虐待の問題、デイヴィッド夫妻の不妊の問題などが徐々に明らかになり、ドーンは、優しい夫であるデイヴィッドに知らない一面があることに気づいていく。
不穏な空気が徐々に満ちていき、最後はどうなるかと思ったら、あらら? という結末でした。

ニックは最後行方不明になり……もしかしたら自殺してしまったのかな、という余韻。かわいそうなニックだったので、そうであってはほしくないな、というのが感想ですが。

ドーンは一度の過ちで、デイヴィッドの子ではない赤ちゃんを産み、デイヴィッドはそれを受け入れて、幸せな夫婦って感じで終わります。
めでたしめでたし……?

にわかに「デイヴィッドよ~! おまえはそんなことで悲しくないのか~!!そのようなことで~!」と叫びたくなりました。

不妊で悩んでいたとしても、他に解決策はなかったのか……。
子どもが成長して、まったく自分に似ておらず、知人にどんどん似てくるのを見ることになるであろうデイヴィッドは平気でいられるのだろうか? 
そういう意味でこわい結末といえるのかも。

お話にはモヤモヤ感が残りますが、やはりベネディクトファンなら観ておくべき一本です!
ベッドに上半身裸で座っていた後ろ姿、しまっている背中が美しかったです~!(^^)
**********************
「ミスティック・アイズ」(原題: WRECKERS )
2011年 イギリス 85分
【監督】D・R・フッド
【キャスト】
ドーン…………クレア・フォイ
デイヴィッド…ベネディクト・カンバーバッチ
ニック…………ショーン・エヴァンス

(2014年3月 記)

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「僕が星になるまえに」感想 [B.カンバーバッチのこと]




☆海を見に行きたくなった……

有楽町ヒューマントラストで、ベネディクト・カンバーバッチの初主演映画「僕が星になるまえに」を観てきました。

ベネディクト作品は「シャーロック」「スタートレック イントゥダークネス」「ホーキング」と観てきて、どの作品も天才的な人物の役だったけど、今回の映画では普通の青年役。新たな一面が見られたような気がします。天才の役でなくても、やはり素晴らしい演技力でした。

美しいが、どこか淋しげなイギリスの景色がたくさん出てきて、鑑賞後はふらりと海を観に行きたくなりましたよ……。

☆期限つきの命

ふだん、私たちが忘れていることを気づかせてくれるような映画でしたね。
主人公の青年、29歳のジェームス(ベネディクト・カンバーバッチ)は不治の病となり、余命数か月と宣告される。
そして、世界一好きな場所、ウェールズ地方のバラファンドル湾へと友人3人と旅に出ます。

ジェームスは若くして死を宣告されてしまったけど、でも、人間は誰でもいつかは死ぬ。
ただ、いつ自分が死ぬかわからないから安穏と暮らしていられるんだなぁ、と。
ジェームスのようにもう時間がないとわからなければ、いつかやろうと思っていたことをやらないまま、死の床につくことになるかもしれない。
落語の「死神」では、人間の寿命が燃えているロウソクで表されていました。
自分の命のロウソクの、残りの長さはあとどのくらいなんだろ?
なんて思うと、漫然と日々を過ごしてしまいがちな自分をちょっと反省……。

ベネディクト・カンバーバッチ 僕が星になるまえに [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アルバトロス
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☆死後の世界観

ジェームスは、死んだら、
「僕はきっと光の中を舞うチリになる」
と言いました。
ロマンティックな発言ですね。

友人(ビルかデイヴィー?)は、リ・インカーネーション(輪廻転生)して生まれ変わると言う。

友人マイルズは「死んだら腐って、それでおしまい。あとは何もない」というような発言をしました。
これはまもなく死にゆくジェームスにとっては残酷なように聞こえました。
マイルズの「死んだらおしまい」という考え方だと、「死」が救いようもなく恐ろしいものに思えてきてしまう。

私の死後の世界のイメージは、小学生の時に読んだ手塚治虫「火の鳥」鳳凰篇で、輪廻転生について強く刷り込まれたように思います。
それは茜丸が夢の中で輪廻を体験するシーンでした。
肉体とは別に魂があって、死後は体を離れて何かに生まれ変わる。

あるいは何かエネルギー体として宇宙をとびまわるとか、そんなイメージです。
ジェームスの「光の中のチリ」にも近いかも。
自分が自分であったということを忘れても、何か別のものとして存在し続けるように思えるのです。

☆ジェームスの選択

そして旅のラスト、バラファンドル湾でジェームスがとった衝撃の行動。
ここのところ、迫真の演技でした。
人生最後に行きたかった場所で……。
つらいことだけど、マイルズはジェームスの意志を尊重して、最後は見守ったんだと思います。

ただ気になったのは、ジェームスのそれまでの人生があまりよくわからなかったこと。
友人たちの事情はわりと描かれてましたが、ジェームスに関しては、恋人のこととか仕事のこととか、あまり描写がなかったような? 
もうちょっとそこらへんのこと描いてほしたかったな、と。

でも総括すると、やっぱり観に行ってよかった!!

☆エンドロールで……

あと、エンドロールで、主演のベネディクトの名が先頭でなく二番目で、友人デイヴィー役のトム・バークの名が先頭だったのはなぜかな?と友人が指摘。

たしかに普通、主役が先頭ですよね。

で、トム・バークを調べてみたら……デビッド・バークの息子なんですね!
デビッド・バークは、グラナダ版「シャーロック・ホームズの冒険」で初代ワトソンをつとめた方。
う~ん、ここでシャーロックつながり!!

この映画、ベネディクトが「シャーロック」でブレイクする前だったので、もしかしてトム・バークの方が知名度が高かったからなのかな?

知名度? 登場順? ギャラ順?
どうでもよいのですが、気にしだすと気になる名前の並び順。

さて、次のベネディクトは、2014年1月上映予定の「ミスティック・アイズ」だ!

***********************************
「僕が星になるまえに」(原題Third Star) 2010年 イギリス映画
【監督】
ハッティー・ダルトン
【キャスト】
ジェームス……ベネディクト・カンバーバッチ
マイルズ………J.J.フィールド
デイヴィー……トム・バーク
ビル……………アダム・ロバートソン
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