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「書店員ミチルの身の上話」第5話感想 [国内ドラマの感想]





2013年2月5日放送、第5話の感想です。

第1回は、長崎県の書店で働く平凡な女・古川ミチル(戸田恵梨香)が主人公、という出だしだったので、地方が舞台のほのぼのドラマ?と予備知識もなく見始めたけど、急展開なサスペンス仕立てのストーリーに、次回が気になる!ドラマになりました。

不倫相手と一夜限りのつもりで東京に行ったミチルは、勤務先の書店の上司や家族に対して嘘の上塗りを続けていくうちに、とうとう長崎に帰れなくなってしまう。
ミチルの嘘が実に見え透いているものなので、見ていてすごくヒリヒリ感があります。

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同僚から頼まれて買った宝くじの1枚が2億円の当選くじだと知ったミチルは、1枚余分に買ったくじのうち、その当選券を自分のものとしてしまう。
そして心機一転、東京で新生活を始めようとするが、ここに元彼の久太郎(柄本佑)が現れ、長崎に連れ戻そうとする。
それを見た恵利香(寺島咲)は久太郎をフライパンで殴り、倒れた久太郎は頭部を強打し死んでしまう。
そこに幼なじみの竹井(高良健吾)がやってきて……。

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ミチルを連れ戻そうとする久太郎

「死んだ人を病院に連れてってどうするの?」というセリフからの竹井の豹変ぶりがこわい。
今までは、ミチルの言いなりになっていたやさしい竹井が……。
ミチルを守りたい一心で冷徹な感じになったのかな。
ミチルは竹井がゲイだと思っているけど、本当はそうではないのかな?

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竹井と恵利香

そのあと、死体に黙々と靴を履かせたりして、事後処理にあたる恵利香、この人はもっとこわいですね。
だって実際に手を下したのはこの人なのだから。
サスペンスというよりも、恵利香にはホラーを感じます。

なりゆきまかせの小さな嘘から始まった一連の出来事が、殺人事件にまで発展してしまうなんて!
次回が気になります~。

久太郎役の柄本佑(たすく)って、お父さんの柄本明に雰囲気がよく似てますね。
久太郎(きゅうたろう)という役名、どうしてもオバケのQ太郎や鈴木Q太郎を連想してしまい、なんとなく笑えます。
ナイスネーミング。
ミチルの書店の同僚、初山春子役の安藤サクラとはご夫婦なのですね。

それにしても、ミチルの夫を名乗るナレーションの声(大森南朋)、この人が一番の謎ですね。

「書店員ミチルの身の上話」
NHK総合テレビ「よる★ドラ」枠。2013年1月8日~3月12日。全10話予定。
【キャスト】
主要人物
古川ミチル……戸田恵梨香(幼少期:堰沢結衣)
竹井輝夫………高良健吾
上林久太郎……柄本佑
高倉恵利香……寺島咲
豊増一樹………新井浩文

広林堂書店
初山春子………安藤サクラ
立石武子………濱田マリ
沢田早苗………浅田美代子

ミチルの家族
古川千秋………波瑠
古川志摩子……滝沢涼子
ミチルの実母…鍵本景子
古川継徳………平田満
ミチルの夫/語り…大森南朋
その他
宝くじ売り場の女(長崎)…大島蓉子
宝くじ売り場の女(東京)…田島令子
しゃぶしゃぶ屋店員…蛍雪次朗
豊増妙子………遊井亮子
山本トキ子……堀杏子

【スタッフ
原作……………佐藤正午『身の上話』
脚本・演出・プロデュース…合津直枝
音楽……………梅林茂
演奏……………ARIGAT-ORCHESTRA
主題歌…………U-Kiss「Alone」
制作統括………加賀田透、合津直枝
制作・著作……NHK、テレビマンユニオン
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