glee シーズン3 第3話 Ａマイナスは落第点

ＦＯＸドラマ「glee」シーズン3
第3話　Ａマイナスは落第点 (Asian F)




◎あらすじ
アメフトにグリー部、ダンスの特訓と多忙なマイク・チャンは、化学でAマイナスの成績を取ってしまい、父親からグリー部を辞めるよう言われる。
しかしダンスへの情熱が捨てきれずオーディションを受けることに。
一方メルセデスは、ボーイフレンドのシェーンにハッパをかけられ、マリア役のオーディションで見事な歌を披露するが、ダンスの特訓にはやる気を出さず、皆のひんしゅくを買う。
オーディションの審査はもつれにもつれ、結局マリア役はレイチェルに。
シュー先生はエマが自分を両親に紹介してくれないことを不満に思い、エマに内緒で、エマの両親を家に招くが……。

◎感想
ブリトニーが学年委員長に立候補し、選挙活動を展開。
サンタナら他の女子と一緒に"Run the World"を歌い踊りますが、キョーレツすぎて、なんだかクラクラしました。
フィン、パッカーマン、そしてカートもポッカーンという感じで見てましたね。
最初は、ブリトニーの立候補は冗談みたいなもの、とタカをくくっていたカートも、これはまずい、という表情。

フラッシュモブで選挙活動するブリトニー


あっけにとられるカート


今回は、今まであまり注目されてなかったマイクが主役でしたね。
マイクの父親が「Aマイナスはアジア人にはFも同然」と言ってましたが、アジア人とはそんなに真面目で優秀なイメージがあるんですかね。
確かにマイクは優等生だけど。
オーディションでは"Cool"で得意のダンスだけでなく歌も披露し、「ウエストサイドストーリー」のリフ役を射止めます。
マイクの真面目で真摯なキャラクターが好感もてますね。

マイクのロッカーにある鏡は風水かなにか?


ここにきてちょいちょいビースト先生の登場がありますね。
体力つけなきゃ、と言って、炭水化物をもりもりたべるビースト先生、男らしい!(女だけど)

パスタをもりもり食べるビースト先生


ダンス特訓では、いかにも大男って感じのフィンの、ちょっと不器用なダンスがくすっと笑えます。

そして、エマの両親がついに登場。
エマの両親は赤毛至上主義者。
白人至上主義的なもののパロディでしょうかね。
母親が、エマのことを「潔癖症ちゃん」とからかうようなことを言います。
ドラマなので極端な描かれ方ですが、これほどまでではないにしても、意外とこんな親っているのではないかな、と感じました。
独特のかたよったの価値観がしみついていて、無神経に子どもを揶揄したりする……。
このような両親は，子どもを自分の所有物のように思っていて、子どもにもプライドがあるなんて思いもしないのでしょうね。
しかし、シュー先生は毅然と両親に抗議し、エマを守ろうとします。
そして、エマと一緒に祈りをささげるシュー先生の献身的なひたむきさに感動しました。

第３話の楽曲リスト
①　Spotlight(ジェニファー・ハドソン)
　　唄:メルセデス＆ブリトニー、ティナ
②　Run the World (Girls) (ビヨンセ)
　　唄:ブリトニー＆サンタナ、マッキンリー高校女子生徒
③　Cool(ミュージカル「ウエスト・サイド物語」より)
　　唄:マイク (ダンス：パック、シェーン、アメフト部)
④　It's All Over(ミュージカル「ドリームガールズ」より)
　　ダンス特訓メンバー (メルセデス、ウィル、サンタナ、フィン、カート、パック、マイク)
⑤　Out Here On My Own( 映画「フェーム (Fame)」より)
　　唄:メルセデス、レイチェル
⑥　Fix You(コールドプレイ)
　　唄:ウィル＆ニュー・ディレクションズ

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