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glee シーズン3 第11話 マイケル争奪戦 [glee シーズン3]

FOXドラマ「glee」シーズン3
第11話 マイケル争奪戦 (Michael)




◎あらすじ
地区大会でマイケル・ジャクソンの曲を歌ったニュー・ディレクションズだが、メルセデスたちはマイケルの曲を歌えなかったことに不満を訴える。そこでシュー先生は州大会でもマイケルを歌うことを決めるが、ウォーブラーズのセバスチャンがそれを聞きつけ、自分たちもマイケルを歌うと主張。
ニューディレクションズ対ウォーブラーズで歌の対決をしてどちらがマイケルを歌うか決めようということになるが、セバスチャンにスラッシー(氷を細かく砕いたフローズンドリンク)をかけられたブレインは目にケガをしてしまう。
カートはNYADAの最終選考に残るが、レイチェルにはなかなか合格の知らせが届かない。
そんな中、フィンからプロポーズされたレイチェルは返答に悩んでいた。

◎感想
今回は、一話まるまるマイケル・ジャクソン特集。
それも10曲とかなり盛りだくさんでした。
マイケルの全盛時代に青春時代を送った人にとっては感慨もひとしおではないでしょうか。
特にマイケルの熱烈なファンではなくても、どの曲も聞きおぼえがあると思います。

最初にブレインが歌った「スタート サムシング」(Wanna Be Startin' Somethin')は、マイケルのコンサートツアーでも最初の方によく歌われた曲で、ライブ映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」でも最初に演奏されています。マイケル特集の幕開けにふさわしい曲ですね。

ニューディレクションズによる"Wanna Be Startin' Somethin'"
Wanna Be Startin' Somethin'.jpg

マイケルのオリジナルとグリーバージョンの比較というよりも、グリーのメンバーの歌唱によってマイケルの曲の新しい一面を知ることができた気がします。編曲によってはこういう風になるんだー、と感心したり。すごく新鮮でした。

マイケルの曲というと"Bad"などのアップビートのものがすぐ思い浮かびますが、今回取り上げられた"Human Nature"(歌:サムとメルセデス)、"Ben"(歌:カート、レイチェル、フィン)などのスローで優しいメロディーの曲がすごくいい!とあらためて気づかされました。
"Ben"のメロディー、カートののびやかなハイトーンボイスがぴったりでしたね。

そして、今回サンタナ姐さんのかっこよさが光ってましたね!
冒頭の"Wanna Be Startin' Somethin'"での衣裳もよかったけど、セバスチャンと対決した"Smooth Criminal"、かっこよかったです!
驚いたのが、この曲の伴奏を2本のチェロだけで演奏していたこと。チェロでこんなにもアグレッシブな演奏が可能なんですね!
演奏していたのは、2CELLOS(トゥーチェロズ)というチェロのイケメンデュオ。
彼らは、2011年に"Smooth Criminal"のカバーをYoutubeにアップし、初めの2週間で300万回再生されたことで有名になったそうです。そして、今回の「グリー」への出演、迫力の演奏でした。

"Scream"では、なんと普段車いすのアーティが突然立ち上がって歌い出しました。
立った! アーティが立ったわ!!
しかもダンスうまいし!
アーティの声は少し鼻にかかったような、しかし独特のツヤがあって素晴らしい、と前々から思ってました。が、実はこんなに踊れるのに、ずーっと車いすの役をやっているって、どんな気持ちなのかなって考えてしまった。
アーティが立ったのは、シーズン1の第19話"Safty Dance"以来ではないかと。
どちらも立ったのは彼の想像の中で、ですが。

アーティとマイク"Scream"
アーティとマイク.jpg

それから"Never Can Say Goodbye"を歌ったクイン、きれいでしたね。マドンナをちょっと華奢にしたような感じ?
イェール大学への進学を決め、皆よりひと足先に大人びた感があります。
レイチェルから、フィンにプロポーズされたことを相談されますが、率直な意見として別れることをすすめるなんて、シビアだけど大人な意見ですね。
「大学に進んで雪が降る頃には高校時代の恋なんて忘れてるわ」なんてことをサラリと言ってのけるなんてクール。色々経験してきた彼女でなくては言えないセリフかも。でも、挫折を経験しながらも常に努力してきたクインの生き方、尊敬できます。

クイン"Never Can Say Goodbye"
クイン.jpg

フィンはレイチェルにプロポーズの返答をせかしますが、卒業を前にして、羽ばたいていく彼女をつなぎ留めておきたい、という焦りのようなものがあったのでしょうか。
卒業したらレイチェルはニューヨークへ行くことになるし、お互いがそれぞれの道へ進んで、今までの関係が保てなくなるかもしれないという予感がフィンにそうした行動を取らせるのかもしれないですね。

さて、グリーのメンバーたちは、ブレインを負傷させたセバスチャンに仕返しはせず、歌で解決しようとします。
カートは言います。
「気づいたんだよ、やられるたびにいちいち復讐してたらきりがないって。マイケルがいちいちアンチにやりかえてしてたら名曲たちは生まれなかった。だから僕らも仕返しはやめて、教訓を与えよう」

そして、最後に"Black Or White"をウォーブラーズの前で熱唱。
この曲では、マイケルのPVと同じ手法で、歌っている人たちの顔がCGで次々と変わっていくという映像が取り入れられていました。
すごく凝ってます!グリーのメンバーでこんな映像が見られるとは! とても楽しめました。

第11話の楽曲リスト
① Wanna Be Startin' Somethin'(マイケル・ジャクソン)
② Working Day And Night(マイケル・ジャクソン)
③ Bad(マイケル・ジャクソン)
④ Scream(マイケル・ジャクソン&ジャネット・ジャクソン)
⑤ Never Can Say Goodbye(ジャクソン5)
⑥ Human Nature(マイケル・ジャクソン)
⑦ Ben(マイケル・ジャクソン)
⑧ Smooth Criminal(マイケル・ジャクソン)
⑨ I Just Can't Stop Loving You(マイケル・ジャクソン)
⑩ Black Or White(マイケル・ジャクソン)

2CELLOS"Smooth Criminal" …イケメンすぎるチェリストの超絶技巧!

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