「書店員ミチルの身の上話」 最終回『告白』感想 [国内ドラマの感想]
ついに最終回。
竹井(高良健吾)がやってくる! キャー!
そして、どーやって調べたんだかわからないけど、竹井は夫(大森南朋)の過去の殺人の事実を突きつけるのでした。
そして、夫に自殺を強要する竹井。
でも、ちょっと待って。
竹井にも殺人の罪があるのを夫は知っているわけで、弱みを持っているという点では同等の立場。
しかし、竹井は「こいつ、なにしでかすかわからんぞ」みたいな雰囲気だったので、あえて真っ向からの対決は避けたのかな?
それにしても、夫にもそんな過去があったとは。
元妻からひどい言葉を投げつけられたとはいえ、カッとなって殺してしまうというのは、ヒロインを守るという役の人格としてはいかがなものかと……。
積極的に殺人、ではなく、結果的に殺人になってしまった、という経過の方がよかったかなぁ、と。
ちょっとここらへん、もやもや。
夫はほんとに善良な人なのかしらん、て思ってしまいます。
竹井 VS ミチルの夫
ドラマ全体を通して見ると、中盤からの竹井の変貌がすごくこわかったです。
味方というか、家来みたいに思っていた竹井が、逆にミチルを追い詰める存在になるとは。
ある意味、サイコ・ホラーでした。
竹井のイッちゃってる目つき、迫力ありましたね～。
ついに竹井が見つけた! 「ミチルちゃん……」
30分という短い枠のせいか、最終回は意外とさらっと解決しましたね。
その後、事件が明るみになって、きっと竹井が逮捕されたり、豊増たちの死体が発見されたり、故郷の家族はびっくりしたり……事件の結末がどうなったか細かいところまでは想像するしかありませんが、エンディングロールで映し出された教会の十字架の前に置かれた2億円とおぼしき札束の袋。これが、流転の末、ミチルはお金では買えない幸せを手に入れた、というメッセージなのでしょう。
さわやかな余韻を残して……
「書店員ミチルの身の上話」NHK総合テレビ「よる★ドラ」枠。2013年1月8日～3月12日。全10話。
【キャスト】
主要人物
古川ミチル……戸田恵梨香(幼少期：堰沢結衣)
竹井輝夫………高良健吾
上林久太郎……柄本佑
高倉恵利香……寺島咲
豊増一樹………新井浩文
広林堂書店
初山春子………安藤サクラ
立石武子………濱田マリ
沢田早苗………浅田美代子
ミチルの家族
古川千秋………波瑠
古川志摩子……滝沢涼子
ミチルの実母…鍵本景子
古川継徳………平田満
香月憲剛／語り…………大森南朋
宝くじ売り場の女(長崎)…大島蓉子
宝くじ売り場の女(東京)…田島令子
しゃぶしゃぶ屋店員…蛍雪次朗
豊増妙子………遊井亮子
山本トキ子……堀杏子
継徳の友人・三根男………遠山俊也
久我山の書店店長…………春海四方
香月聖子………吉村実子
香月あけみ……霧島れいか
梅沢静江………山田真歩
- 作者: 佐藤 正午
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2011/11/10
- メディア: 文庫
「書店員ミチルの身の上話」第9話『放浪』感想 [国内ドラマの感想]
初山(安藤サクラ)に再会するも、本当のことを言えないミチル(戸田恵梨香)。
親友にも打ち明けられないというのはつらい。
しかし、2億円の宝くじや、殺人事件のことなんて言えるわけないですよね。
どうやらタテブー(濱田マリ)も竹井(高良健吾)に消されてしまったようで、もう竹井の暴走が止まらない……。
竹井がタテブーの後ろに現れた時、思わず「タテブー! うしろ～!」と言いたくなってしまった(笑)
タテブーから逃げるように乗った高速バスで、ミチルは奇妙な老夫妻、大浦夫婦(石橋蓮司、梅沢昌代）と出会う―。
石橋蓮司は、私的には最近の映画「20世紀少年」の万丈目胤舟役の印象がまだ強く残っているので、インパクトが強いっす。
また新たな災いが? とドキドキしましたが、大浦夫妻は善良な人でした。よかった～。
善良な市民にしてはインパクトが強い
ラスト、ミチルはとうとう夫になる人(大森南朋)と出会いました!
次回はいよいよ最終回。
予告を見る限り、夫VS竹井みたいな展開に?
そして、夫にも何か過去がありそうな。
実母が教会でミチルの幸せを懸命に祈っているシーンが何度も登場しましたが、母の祈りが通じてミチルは幸せにたどりつけるのか?
面白いドラマが終わってしまうのはさみしい、と思う反面、早く結末が見た～い☆
「書店員ミチルの身の上話」NHK総合テレビ「よる★ドラ」枠。2013年1月8日～3月12日。全10話。
【キャスト】
主要人物
古川ミチル……戸田恵梨香(幼少期：堰沢結衣)
竹井輝夫………高良健吾
上林久太郎……柄本佑
高倉恵利香……寺島咲
豊増一樹………新井浩文
広林堂書店
初山春子………安藤サクラ
立石武子………濱田マリ
沢田早苗………浅田美代子
ミチルの家族
古川千秋………波瑠
古川志摩子……滝沢涼子
ミチルの実母…鍵本景子
古川継徳………平田満
ミチルの夫／語り…………大森南朋
宝くじ売り場の女(長崎)…大島蓉子
宝くじ売り場の女(東京)…田島令子
しゃぶしゃぶ屋店員…蛍雪次朗
豊増妙子………遊井亮子
山本トキ子……堀杏子
継徳の友人・三根男………遠山俊也
久我山の書店店長…………春海四方
香月聖子………吉村実子
香月あけみ……霧島れいか
梅沢静江………山田真歩
大浦杜夫………石橋蓮司
大浦真知子……梅沢昌代
「書店員ミチルの身の上話」第8話『正体』感想 [国内ドラマの感想]
竹井(高良健吾)の、ミチル(戸田恵梨香)を凝視する表情が、狂気をはらんでいてめっちゃ怖かったですねー。
豊増(新井浩文)はやはり竹井に殺されていた！
そして、高倉恵利香(寺島咲)については自殺と言い張ってましたが、「これでこの秘密を知っているのは僕とミチルちゃんだけ……」という竹井のセリフから察するに、高倉も自殺ではなさそうな……。
竹井の暴走はどこまで行くのか？
恐怖のあまり、フライパンで竹井の頭を殴ってしまったミチルですが、次回予告を見ると竹井は死んでないような。
そして、ついにはタテブー(濱田マリ)も竹井のターゲットに？
「真夏の夜の夢」を聴く……怖ろしくも悲しい竹井の愛
第8話の最後に、とうとう謎のナレーション夫(大森南朋)が姿を現しました!
この人が、この一連のとんでもない状況を好転させて、ハッピーエンドに導いてくれるのか、それとも？
次週も気になる、あとひき大根(意味不明)。
救世主となるか？ 未来の夫出現
- 作者: 佐藤 正午
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2011/11/10
- メディア: 文庫
「書店員ミチルの身の上話」NHK総合テレビ「よる★ドラ」枠。2013年1月8日～3月12日。全10話。
【キャスト】
主要人物
古川ミチル……戸田恵梨香(幼少期：堰沢結衣)
竹井輝夫………高良健吾
上林久太郎……柄本佑
高倉恵利香……寺島咲
豊増一樹………新井浩文
広林堂書店
初山春子………安藤サクラ
立石武子………濱田マリ
沢田早苗………浅田美代子
ミチルの家族
古川千秋………波瑠
古川志摩子……滝沢涼子
ミチルの実母…鍵本景子
古川継徳………平田満
ミチルの夫／語り…大森南朋
その他
宝くじ売り場の女(長崎)…大島蓉子
宝くじ売り場の女(東京)…田島令子
しゃぶしゃぶ屋店員…蛍雪次朗
豊増妙子………遊井亮子
山本トキ子……堀杏子
